健康トピックス  

外食とうまくつきあうには-糖尿病と外食-



高カロリーで栄養もアンバランス

  外食は平均して味つけが濃く、油や砂糖なども多く使われています。見た目以上に高カロリーで栄養のバランスも悪いのです。問題点を具体的にあげると、@高カロリー A糖質や脂肪が多い B塩分が多い C野菜不足などで、いずれも糖尿病と深い関係があります。

上手なメニュー選びがポイント

  忙しい現代人は、外食に頼らないというわけにはいきませんね。となると、できるだけ外食を減らして、外食とうまくつきあうことが大切です。カロリーブックなどで目安をつけて、低カロリーでうす味のものなど、上手にメニューを選びましょう。

家庭の食事で調節を

 外食で不足する野菜、果物、小魚、乳製品などは、意識して家庭料理で補うようにしましょう。

パーティーや宴会も危険がいっぱい

 パーティーや宴会で目の前に料理やお酒が並ぶと、ついつい手が出てしまいがちですが、「目的は会話」と心に決めて、あらかじめ考えた量を少しずつ食べることが大切です。あまり空腹で行かないことも忘れずに。



指導:東京慈恵会医科大学 糖尿病・代謝・内分泌内科 教授 田嶼尚子
企画:日本医師会
協賛:第一製薬