降圧薬は、効き方、副作用もいろいろ
降圧薬は大きく分けて、降圧利尿薬、ベーター遮断薬、カルシウム拮抗薬、アンジオテンシン変換酵素阻害薬、アルファー1遮断薬の5種類。病状に合わせて単剤で、あるいは2種類以上の薬剤を組み合わせて処方されます。
それぞれの降圧薬にはそれぞれに特有な薬の作用があり、また、副作用がありますので、いま処方されている降圧薬がどのような種類の薬剤であるかを知っておくとよいでしょう。とくに、副作用については担当医から十分な説明を受けることが大切です。
あなたが測った血圧情報が決め手に
最近では簡単で便利な自動血圧計が市販されており、日常生活の中での血圧の変動を、自分で手軽に測定することができるようになりました。
朝の血圧は?日中は?夜間ではどうか?など一日の血圧変動がわかると、医師はどの種類の降圧薬を、いつごろ、どのくらいの量にすべきか決めるうえで大いに参考になります。血圧を測定したらその都度メモして、担当医に報告するようにしましょう。
もし、他の診療科からも薬が処方されている場合は、その薬を担当医に提示してください。中には、薬と薬が相互に作用しあって、それぞれの薬の作用を強めたり弱めたりすることがあるからです。
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