健康トピックス  

スポーツで強い脚腰を-10月8日は「骨と関節の日」です-



成長期にはスポーツが必要

 最近、子どもの体力低下が問題になっています。
成長期には食事と同様、スポーツが欠かせません。
スポーツに親しみ、将来にわたる強い身体・強い脚腰をつくりましょう。
 ただし成長期は骨がもろいため、スポーツをしすぎるとスポーツ障害を引き起こし、長く影響が残ることがあります。
そこで、保護者、監督、コーチなど皆で注意し、ふだんから相談できるかかりつけ医を決めて、定期的な検査を受けてください。
万一、故障で病院に行く時には、監督、コーチ、または保護者が同行して医師の指導を受けてください。


中・高齢者にもスポーツがおすすめ

 何歳になっても身体を動かすことは大切です。
気が向いたら始めて、いつ終わってもいいのです。
 成績を気にしたり、他の人々についていこうとか鍛えようとか思わずに、マイペースでスポーツを楽しんでください。
動かすことによって、若々しい身体を維持しましょう。

定期的に身体のチェックを

 「何かスポーツを始めてみよう」と思い立ったら、まず身体のチェックをしましょう。
 心臓や血圧はもちろん大事ですが、脚腰のバランスや関節機能をチェックすることが必要です。
自らの体力を知り不満足な点を補いつつ、身体の機能をうまく使っていけば、いつまでもスポーツを楽しみながら健康寿命を延ばせます。
 10月8日の「骨と関節の日」をきっかけに、身体のチェックを始めてみてはいかがですか。



指導:(独)国立病院機構 相模原病院
    院長 越智 隆弘
企画:日本医師会
協賛:第一製薬