健康トピックス  

20歳になったら子宮がん検診



子宮頸がん(子宮の入り口にできるがん)になる女性は
60歳以上では年々減少してきましたが、
40歳以下では逆に増加し、25〜34歳ではすべてのがんの中で
第一位(35〜54歳でも乳がんに続いて第2位)になっています。
(注)

性感染症であるパピローマウイルス感染の増加が理由の一つとされています。
そこで、最近、多くの地域で
20歳からの子宮がん検診(子宮頸がん検診)を勧めています。
自覚症状が出る前の検診で発見され、
初期で治療すれば妊娠・出産もできます。
20歳になったら定期的に子宮がん検診を受けることをお勧めします。

(注)厚生労働省がん助成金「地域がん登録」研究班調べ



指導:筑波大学大学院人間総合科学研究科婦人周産期医学教授 吉川 裕之
企画:日本医師会
協賛:第一製薬