2013.11.16 第550回放送分 『インフルエンザ』 ゲスト:立元千帆ドクター


二見いすず: 今月のドクタートークのテーマは、インフルエンザです。
鹿児島県医師会の立元千帆(たつもとちほ)ドクターにお話を伺います。
今週もよろしくお願いいたします。

立元千帆Dr: よろしくお願いいたします。

二見いすず: 先週は、インフルエンザの予防接種についてお話を伺いました。
今週は、ワクチン以外のインフルエンザ予防についてお聞きしたいと思います。
まず、そもそもインフルエンザは、どのような経路で感染するのでしょうか。

立元千帆Dr: はい。
インフルエンザウイルスは、飛まつ感染で感染します。

二見いすず: 飛まつ感染ですね。

立元千帆Dr: はい。
飛まつ感染は、せき、くしゃみ、会話のときに飛んだ唾液などを、直接口や鼻から吸い込んでしまい感染することを言います。

二見いすず: なるほど。

立元千帆Dr: また、感染した人に触ったり、感染した人が触れたものにさわったりした手で、口、鼻、眼をさわり、感染してしまうこともあります。

二見いすず: なるほど。
では、飛まつ感染から身を守るにはどのような方法があるのでしょうか。

立元千帆Dr: はい。
まずは、マスクの着用をお勧めします。
そして、手洗い、うがいを心掛けてください。

二見いすず: マスク、手洗い、うがいですね。

立元千帆Dr: はい。
また、インフルエンザウイルスは湿気に弱いので、加湿器などを利用して、お部屋の加湿を行うことも有効だと思います。

二見いすず: なるほど、よくわかりました。

立元千帆Dr: また、インフルンザ予防のためにも、日頃から栄養バランスのとれた食事をとり、規則正しい生活を送ることも心掛けてくださいね。

二見いすず: はい。
よくわかりました。
規則正しい健康的な生活を心掛け、マスク、手洗い、うがい、加湿で予防を心がけたいと思います。

立元千帆Dr: そうですね。

二見いすず: また、万が一自分が感染した場合も、流行を広げないように、マスクを着用したり、咳エチケットに気をつけることも必要ですね。

立元千帆Dr: その通りです。
一人一人の注意や配慮が大切だと思います。

二見いすず: なるほど。
よくわかりました。
お話は、鹿児島県医師会の立元千帆ドクターでした。
ありがとうございました。

立元千帆Dr: ありがとうございました。