気をつけよう、夏のかぜ-プール熱(はやり目)-
高熱がつづきます アデノウイルスによって夏に起こる子どもの病気です。プールを通じて流行するので「プール熱」とか、結膜炎を起こして、のどの痛みも強いことから「はやり目」、「咽頭結膜熱」などと呼ばれています。 高熱は4〜5日つづいて頭痛や吐き気、腹痛、下痢、咳などが出ることもありますが、一般的にはおよそ1週間ぐらいで治ります。
水分補給と消化のよい食事を
特別な治療薬はありません。熱が出たら解熱剤や鎮痛剤などを使い、水分を十分にとって消化のよい食べ物をあげましょう。高熱がつづいて不安でも、解熱剤の使い過ぎには要注意です。 入浴は高熱のときや元気がないとき意外は、がまんすることはありません。
指導:松平小児科院長 松平 隆光 企画:日本医師会 協賛:第一製薬