健康トピックス  

夏がシーズン-食中毒-



食中毒のピークは夏!

  食中毒は年間を通じて発生していますが、とくに夏に多発します。高温多湿の気候は食中毒菌の増殖に最も都合がいいからです。
  食中毒菌は腸炎ビブリオをはじめ、サルモネラ、カンピロバクター、O-157、ぶどう球菌など10数種類におよぶ多種類です。腸炎ビブリオは魚介類に、サルモネラは卵にと、食べ物につくチャンスをうかがっています。

見分けられない食中毒菌

  食中毒菌のついた食べ物を食べなければ、もちろん食中毒にはなりません。しかし残念ながら、食中毒菌のついた食べ物を見分けることはたいへんむずかしくて、目で見ても鼻で嗅いでも、舌にのせても、まったく普通で変わったところがありません。

予防の3原則

 食中毒菌を「つけない」「増やさない」「生かしておかない」という3原則を守ると食中毒にはかかりません。



指導:国立感染症研究所 所長 竹田 美文
企画:日本医師会
協賛:ウェルファイド株式会社