献血者数は減っています
平成17年度は約523万人の方々に献血のご協力をいただき、輸血を必要とする約120万人の患者さんのもとへ血液をお届けすることができました。
ご協力いただいた皆様方に感謝申し上げます。
しかし、献血者数は年々減少し、特に10〜20代の若者層献血者の減少が深刻になってきています。
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高齢者になると輸血が必要になりがち
一般に高齢者は年をとるにつれて病気がちになり、手術などでの輸血を最も必要とする世代です。
今後、超少子高齢社会が進むにつれ、血液が不足してくるのではないかと心配されています。
輸血を必要としている患者さんを支えるため、若い方々に献血への理解と協力をいただき、将来にわたって必要な血液を確保できるようにする必要があります。
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献血に使用される採血針や採血バッグは一人ひとり新しいものを使用しています |
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お申し込みの際に記載していただく住所氏名などの個人情報は厳重に管理され、外部に流出する恐れはありません |
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若い世代の協力
例年、1月から2月にかけては、休日の続く年末年始や寒さの影響で血液が不足気味となります。
そこで、日本赤十字社では、厚生労働省・都道府県と共催し、社団法人日本民間放送連盟・社団法人日本民営鉄道協会・有限責任中間法人日本コミュニティ放送協会の後援により、毎年、1月1日から2ヶ月間にわたり、「はたちの献血」キャンペーンを実施しており、今年も、成人式を迎える「はたち」の若者を中心として広く国民の皆様に献血への協力を呼び掛けていきます。
より安全性の高い血液の安定確保のため、特に若い世代の方々には、ぜひ献血にご協力いただきますようお願いします。
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