気づかずに飲んでしまうことも・・・
妊娠しているかどうかは本人も気づきにくく、その時期に薬を服用してしまうことがよくあります。
赤ちゃんのかたちができる妊娠初期(特に第4〜7週)では、薬の服用は慎重にする必要がありますが、赤ちゃんに悪い影響を与える薬はそう多いわけではありません。
特に赤ちゃんに影響があるとされる薬には、てんかん薬や抗がん剤などがありますが、母体とおなかの赤ちゃんのためにあえて薬を飲まなければならない場合もあります。
|
自己判断は危険
薬を飲む量を少なくすれば副作用が出ないのではないか、と自己判断するのは危険です。
せっかく飲んだ薬の効果が出ないばかりか、副作用を避けられない場合もあるからです。
また、消炎鎮痛剤の中には、比較的薬の影響が少ないとされる妊娠後期でも、赤ちゃんへの悪影響があると報告されている薬もあるので注意が必要です。
服薬に関しては必ずかかりつけの医師や関連機関(表)に相談しましょう。
表 妊娠中の服薬についての主な相談先
|
妊娠中もインフルエンザワクチン接種を
妊娠中にインフルエンザにかかると重症化しやすいといわれています。
妊娠中であってもインフルエンザワクチン接種は母子を守るために必要ですので、かかりつけの医師に相談してください。 |
|