健康トピックス  


3歳児がめいっぱい口をあけると直径は39mm・・・
それ以内のものを子どもの手の届くところに置くと危険です。



はいはいを始めた赤ちゃんや2〜3歳までの幼児はなんでも口にもっていきます。
飲み込むと危険なものはいろいろありますが、ボタン電池や数個の磁石製品を飲み込むと、胃や腸などに穴があく場合があります。

まだ奥歯が生えていない子どもには、豆類(特にピーナッツ)や固形野菜はうまく()みくだけません。
誤って器官に吸い込む(誤嚥(ごえん))可能性があります。
特に豆類は、気管をふさいでしまうので大変に危険です。
食事中は遊ばせず、また驚かせないようにしましょう。

灯油を誤って飲んでしまった場合、無理に吐かせようとして肺に入ると、科学性肺炎を起こしてしまい、生命の危険があります。
灯油ポンプの管理にはくれぐれも気をつけてください。

3歳以下の子どもがいる家庭では、身のまわりの小さなものや危険なものを片付ける手間を惜しまないようにしましょう。



指導: 北九州市立八幡病院院長/小児救急センター  市川 光太郎
企画: 日本医師会
協賛: 武田薬品工業株式会社