まず生活習慣を変えてみましょう
ほとんどの不整脈は過労、睡眠不足、お酒の飲み過ぎ、精神的ストレス、カフェインなどによる自律神経のアンバランスが原因です。
生活習慣を直すだけで自然に治りますが、そうでないときはかかりつけ医に相談しましょう。
受診の前に、まず不整脈を感じたときに自分で脈ととってみてください。
1分間の脈の数、規則的かバラバラか、ときどき脈が抜けていないか、だけでもチェックしておくと診断に役立ちます。
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強い自覚症状があると危険
不整脈による動悸や胸騒ぎ、不快感などはよくみられる症状ですが、失神や狭心症のような胸苦しさを感じるときは要注意です。
これには、脈が異常に遅くなったり、一時的に数秒間心臓がとまったりする徐脈性不整脈(洞不全症候群、完全房室ブロック)と、急に拍動が1分間に150〜250回、あるいはそれ以上に早くなる頻脈性不整脈(発作性上室/心室頻拍、心房粗動、心房細動など)があります。
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