健康トピックス  

コンタクトレンズって高度管理医療機器なんです。



眼鏡と違って、“使っていても分からない”という外見的なメリット以外に
1.眼鏡では矯正困難な屈折異常でも、矯正できることが多い
2.物が小さく見えたり、ゆがむことが少ない
3.左右の視力差があっても楽に見ることができる
4.視野が広い
など、いろいろな長所があるのがコンタクトレンズ。

でも、医師に処方してもらう必要がある「高度管理医療機器」です。
コンタクトレンズは角膜(黒目部分)にじかに接触していますから、間違った使い方をすると、角膜に傷がついたり、レンズのせいで酸素が十分に供給されなかったりして、さまざまな目の病気にかかり、失明の可能性もあります。

便利なコンタクトレンズですが、使い方に注意して目の健康を保ちましょう。
おかしいと思ったら、すぐに医師の診察を受けてください。

コンタクトレンズとの正しい付き合い方
1 医師による
適切な処方を
2 避けたい
無理な装用
3 正しいレンズの手入れ法 4 必ず受けたい定期検査
目の状態と使い方に合ったコンタクトレンズを選ぶことが必要です。
不適切なレンズは目の障害のもとに。
つい、使っていることを忘れがちですが、長時間の装用は禁物。
1日14時間以内が目安です。
レンズはこすり洗いして。
レンズケースは毎日洗浄・乾燥し、定期的に交換しましょう。
3カ月に一度の定期検査を受けましょう。
もし障害が起こっても、軽いうちに発見できます。



指導:東京都・糸井眼科医院  院長 糸井 素純
企画:日本医師会
協賛:第一製薬