2005.7.2
第114回放送分『日焼け』 ゲスト:神崎 保ドクター


二見いすず: 『7月に入りました。今月は3回にわたって、『日焼け』について伺ってまいります。
お話しは、鹿児島県医師会の かんざき たもつ ドクター です。
神崎さん、よろしくお願い致します。』

神崎 保Dr: 『はい、よろしくお願いします。』

二見いすず: 『神崎さんは鹿児島大学病院の皮膚科のドクターでいらっしゃいますが、昨年もこのテーマでご出演お願い致しました。
さて、今年の夏もやはり日焼けの原因となる紫外線は強いんでしょうね。』

神崎 保Dr: 『真夏になりますとじりじりして強くなってきますね。
ご存知のように鹿児島は日本でも南の方にありまして、紫外線がもともと強いところ。
それに夏、7月となりますともっと紫外線が強くなる。
しかし7月といって強いだけじゃなしに雨の日でも、あるいは曇った日でもやはり強くなるので天気の良い日だけではなくて曇った日、雨の日も皆さん気をつけられたほうがいいと思います。』

二見いすず: 『はい。
こういう時期に無防備に外に出てしまうということは大変なことなんですよね。』

神崎 保Dr: 『はい。そうなんです。
だいたいご存知のように日中12時くらいが太陽が一番上にあがって紫外線が強くなりますけれども、実は朝9時ですね。
夏でも涼しいなあという時でも結構紫外線が強い。
それがだんだん強くなって12時が強くなってだんだん弱くなる。
でも、午後3時と午前9時とは同じ紫外線の強さなんですね。
いかにも4時5時でも暑いものですから、より紫外線が強くなるような感じがしますけれども実際は、4時5時になりますと強さは午前中よりも弱くなってくる。
そういうことになりますね。』

二見いすず: 『日焼けをしますと、やはりその後が恐いということですが。』

神崎 保Dr: 『そうなんですよね。
急な日焼けもありますし、じわりじわり焼ける日焼けもありましてそれが積もり積もりますと女性、あるいは男性も同じですけれども大敵のシミができる、シワができる、癌ができる。
そういうことになってきますね。』

二見いすず: 『やはり小さいうちから紫外線対策には気をつけておかないといけないわけですね。』

神崎 保Dr: 『非常に大切なことで日本人だけでなく、特に白人世界では子どもの頃、幼稚園の頃から幼稚園の先生がしっかりと紫外線対策をしています。
最近では鹿児島のでも校医さんが積極的に子どもさんの紫外線対策を練っ
ているというそいういう学校も全国的にどんどん現れましたね。』

二見いすず: 『小さい時からそういうふうに紫外線対策をしっかりしておくと大人になった時にシミやシワそいうものが防げるということもあるんですね。』

神崎 保Dr: 『その通りですね。
いつまでも若くてきれいで過ごせるという楽しい人生が過ごせるのではないかと思います。』

二見いすず: 『小さいお子さんがいらっしゃるお母さんはご自分だけではなくてお子さんにも日焼け止めクリームをぬってあげるということも大切になりますね。』

神崎 保Dr: 『その通りですね。』

二見いすず: 『はい、わかりました。
将来の素肌美人というのは小さい時から勝負は始まっているということが言えるかもしれません。
この続き、来週また神崎さんよろしくお願い致します。』

神崎 保Dr: 『はい、わかりました。』

二見いすず: 『お話は、鹿児島県医師会の神崎保ドクターでした。』