『摂食障害』 ゲスト:武井美智子ドクター



二見いすず: 今月のドクタートークは、「肩こり」をテーマにお送りしています。
お話は、鹿児島県医師会の増田明敏(ますだあきとし)ドクターです。
よろしくお願いいたします。

増田明俊Dr: よろしくお願いいたします。

二見いすず: 最終日の今日は、日常生活でできる肩こり改善のポイントをお願いします。

増田明俊Dr: はい。
まず、正しい姿勢を保ちましょう。
立つときは軽くあごをひき、おなかに少し力を入れて、背筋をピンと伸ばしましょう。

二見いすず: はい。

増田明俊Dr: そして、無理な姿勢は長く続けないようにしましょう。

二見いすず: はい。
お仕事のときも、1時間に1回は背伸びをしたり、歩いたりして、姿勢を変えて、ということでしたね。

増田明俊Dr: そうですね。
また、机や椅子はご自分に合ったものを選んでください。
椅子は、座ったときに膝が直角に曲がる高さで、机は目から30センチくらい離れて読み書きができるくらいが適当です。

二見いすず: なるほど。

増田明俊Dr: そして、十分な休養・睡眠をとって、疲労を残さず、適度な運動を心がけましょう。
自分に合った枕や布団を選ぶのも大切です。
そして、何といってもストレスをためないことが大切です。
二見さんのストレス解消法は何ですか?

二見いすず: えっ、ストレス解消法ですか・・・。
私は、ウォーキングや、猫と遊ぶことでしょうか。

増田明俊Dr: いいですね。
ぜひ、息抜きも大切にしてください。
そして、血行をよくすることもポイントです。
お風呂に入るときは、肩まで浸かって血のめぐりをよくしてください。

二見いすず: よくわかりました。
姿勢に気をつけること、無理な姿勢を続けないこと、自分に合った机や椅子をそろえること、休養と質の良い睡眠、適度な運動、血行を良くすること、そしてストレス解消が、肩こり改善に効果的なんですね。
ぜひ心がけていただきたいと思います。

増田明俊Dr: そうですね。
そして、肩こりには、さまざまな病気が隠れている可能性があることも忘れないでください。
医療機関できちんと診断してもらって、病気があった場合には、肩の痛みだけではなく、根本的な治療もきちんと行うようにしてください。

二見いすず: よくわかりました。
今月は「肩こり」について、鹿児島県医師会の増田明敏(ますだあきとし)ドクターにお話を伺いました。
4週にわたり、貴重なお話をありがとうございました。

増田明俊Dr: ありがとうございました。